
ジャパニーズブレンデッドウイスキー 響21年
4200
サントリー響は、創業90周年を記念して発売された銘柄で、最高級ブランドとして1989年に誕生しました。
名前の由来は、長期熟成した様々な原酒をブレンドすることによって、豊かな響きあい(ハーモニー)を奏でるウイスキーにしたい思いから来ています。また、当時のコーポレートスローガンであった「人と自然と響きあう」というのにもあてはめられています。当時のチーフブレンダーがイメージしたのが、ブラームスが作曲した交響曲第一番の第四楽章だそうです。
オーケストラというにふさわしいブレンデット。
様々な原酒、樽香、個性が渾然とまとまって、ひとつの形を作り、その中に感じられるミズナラのアクセントが秀逸。最後にピートが出てくるのも個人的に好みです。
飲み方はストレートで飲んだ後は少量加水。オーク香など幾つかのフレーバーに広がります。21年はロックが旨く、氷で崩れず長く持続する味わいです。